サイクルジャージを巡る旅

サイクルジャージは非常に便利である。

速乾性の素材であったり、開閉できる首元であったりと。

なんと言っても背中にあるポケットだろう。

ロードバイクに乗る際には、カバンなどは持ちたくない。
しかし、出先で何があるかわからない為、ある程度のお金は必要だし、スマホも必要。
その他、補給食もある事に越したことはない。

そうなると、結構な手荷物になってしまうのだが、そのほとんどがバックポケットに
収まってしまうのだ。

もはや、便利。という言葉以外見つからない。

そんな超便利なサイクルジャージではあるが、欠点が2点ほどある。

欠点その1　デザインが派手

サイクルジャージは派手なのだ。その多くはチームジャージと言われる
プロ選手が着るようなジャージだ。

プロ選手はある種の広告塔だ。

スポンサーなくしては、走れない。走る為にはスポンサーの宣伝をしなくてはいけない。
スポンサーは多いほど、チームは潤う。
スポンサーロゴが所狭しとちりばめれている。

ジャージにちりばめられたスポンサー名は、派手。以外の言葉が見つからない。

これは、レーパン一丁で走るくらい私は苦手なのです。

とてもこんな派手なものを着て走る気にはなれないのです。

欠点その２　高い

サイクルジャージは高い。
競技及び趣味としている人のパイは他のスポーツに比べ圧倒的に少ないだろう(日本では)

そうなると、1点の値段は必然的に高くなっていく。
これは仕方ない事ではあるのは重々承知しているのだが、
便利かつ高機能なのはわかっているのだが、
ペラペラな布の1万以上のお金を払える程、私は富豪ではない。

財布の小銭をかき集めてご飯に食べる程の貧民である私がだせる金額は、
5,000円程度が限界だ。

やってる人が少ない趣味ではあるが、どこぞの自転車ショップに行けば、ジャージは売っている。
しかし、先ほども述べたように、高い。1万円は超えてくる。

コンポで崇拝してやまないシマノもアパレルを展開しているが、やはり1万円以上はする。

この２つの欠点を克服し、サイクルジャージを購入するには、海外通販となる。

自転車の本場ヨーロッパでは、サイクルジャージを展開しているメーカーもたくさんあり、
レプリカジャージだけでなく、シンプルかつカッコいいジャージが手頃な値段で売っている。
Wiggleに至っては、7000円以上買えば送料が無料になる。

日本で買うと、1万以上するジャージがWiggleで買えば5000円～買えるのである。

Wiggleを眺めながら、物色したジャージがこれ

Sportful - Pista 半袖ジャージ

スポーツフルというブランドのジャージ。
シンプルかつ高機能(と思われる)なサイクルジャージ。

早速ポチりたい所ではあるが、問題はサイズだ。
何せ、量販店でも見たこともないジャージ。サイズがわかないのである。
大体外国モノはサイズがデカいってのが常識だ。

Wiggleは便利な事にAmazonや楽天のようにユーザーレビューがあり、
日本人も書き込んでいたりする。
そこのサイズ感を参考にして「M」を購入した。

Amazonプライムやヨドバシエクスプレスメール便に慣れてい私としては、
Wiggleの14日程度かかるタクトタイムはもどかしい限りだ。
しかし、イギリスからの荷物と考えれば、早い方なのかもしれない。

待つ事14日程度。
拙宅のポストにWiggleの袋が入っていた。
喜び勇んで、開封した所、なんか小さい。
試しに袖を通さなくても小さかった。

小さすぎて、腹がでるくらいの勢いだった。
即返品となってしまった。。。

Wiggleはサイズ交換などは出来ず、返品という扱いになってしまう。
サイズ間違えてごめんなさい、Wiggle。

次に物色したのがこれ

ルコック　半袖ジャージ　SS16

値段も手頃だったし、色も良かったので購入。
これは、デサントのオンラインショップで買ったので、翌々日くらいに来ました。

早速開封してみたところ、前のスポーツフルと同じ感覚に。

小さい。。。

おかしい、Lを買ったのに。なんで小さいだ。
とタグをみたら、「LADIES」の文字が・・・。

マジか！間違えてレディース買ったのか！おれはっっっ！！

しょうがないので、奥さんにあげようとしたのですが、
「着ないから、いらない。返品しろ」と言われましたので、
デザントに
「間違えてレディースを買ってしまいました。すみません。」
とメールして返品しました。


もう、ジャージなんていらねぇ。！とは思わず、自転車系のECショップでジャージを探す日々。

それで見つけたのが、サンティーニ(Santini)

サンティーニと言えば、ジロ・デ・イタリアのウェアスポンサーを務めるメーカーです。

あの悪趣・・・、名誉あるマリアローザのジャージもサンティーニのジャージなのです。

名誉あるマリアローザ

Wiggleでも1万近くする高額ジャージ。日本で買うと15,000越え。
もうちょっと安く買えないかなー。とネットを徘徊していたところ、
Bikeinnというサイト(スペインのサイトみたいです)で、7000円くらいで手に入る事が発覚。
あ、マリアローザのジャージが。じゃないですよ。

Wiggleで9,000園くらいであったジャージが7,000円程度で手に入るとあっては、
買わない手はないです。

これまた、サイズを熟考し購入したジャージがこれ。

Santini air form

もう好きな色しか使ってないデザインも秀逸なやっと出会えたよ、お前に。的なジャージ。
サイズは間違いのない「L」。

喜び勇んで袖を通してみた結果。

パツパツやんけぇー

腹出とるやんけー

「L」ちゃうんか、ボケ―

といった結果に・・・。

お前が太ってるから悪い。と言われれば、ぐぅの音もでませんが、
サイズチャートを見たら、ジャストというか若干大きかったくらいなのに。

今までとちがうのは、丈がお腹出ないくらいで収まった。くらいです。
これを着て外に出る勇気はなかったので、ローラー台練習用として活用する。
と心に誓いました。

買っては返品しこれは大丈夫と思ったジャージはインドア用という結果になってしまったので、
信じられるのは、お前だけだよWiggleと言わんばかりに、以前買ってサイズ感も安心な
Wiggleでしかみない「ｄｈｂ」というメーカーのクラシカルデザインジャージを7,500円で買いました。

このように、サイズもピッタリです。

でも悔しくて、懲りずにBikeinnでデザインの違うサンティーニのジャージを
買ってしまいました。

今度は、XLでも心許なかったので、XXLを購入。
皮肉にもサイズはピッタリでした・・・。

という訳で、この夏は謎の家専用ジャージを合わせて3着のジャージを購入しました。

散財とはこの事です。。。