土砂降りライド

待ちに待った10月の3連休。

さぁて、何するか?と意気揚々としておりましたら、見事な雨空。

とりあえず、することもないので、ダラダラと過ごしておりました。

ヤフオクで落札した105のロングゲージが届いたので、
それを眺めていたわけですが、インナープレートにありえない損傷を発見し、
雨が止んでいたので、セオサイクルに出向きパーツ注文。

105 リアディレイラー GSタイプ
拙宅に戻ると、Wiggleからの荷物が届いていたので、開封。

先日購入した、世界地図ジャージ。

dhb - 半袖ジャージ (Global エディション)
背中がアジアオセアニア
着ては、鏡の前に立つ。ということを何回も繰り返して、
良い時間になったので、飲酒開始。

友人にLineして近所の立ち飲みやで飲酒。

締めのラーメンを頂き、就寝。

らーめん潤 中華そば
明けて翌日。
4時半に目が覚め、昨日到着したジャージに袖を通し、
身支度を整え、一路目的地へ。

ランドヌールがスーパーランドヌールになるべく夜通しで走っており、
そのゴールが尾根幹付近とのことでしたので、サプライズお迎えをしようと
夜明けの多摩サイを一路尾根幹に向け、ペダルを廻しました。

生憎の空模様でしたが、雨は9時以降でしたので、
まあ、それくらいには帰ってこれるだろう。とタカをくくっていました。

早朝かつ、生憎の空模様ということもあり、
多摩サイはクローズドコースばりの貸切状態。

こんなにストレスなく多摩サイを走るのは、元旦以来。

定番の二ヶ領せせらぎ館で補給をして、矢野口を目指します。

二ヶ領せせらぎ館
矢野口に到着して尾根幹に入ります。

夜明けの矢野口
ここでスマココでランドヌールの位置を確認したところ、既に尾根幹を走行中。
多摩斎場あたりでサプライズを予定しておりましたが、とっくに過ぎており、
すでにもう尾根幹の半分を過ぎたくらいの位置に。

急いで尾根幹を登り、バーミアン坂に差し掛かったところで、
ランドヌールと遭遇。

ランドヌールでなく、私です@画像提供:スーパーランドヌール
毎度の「あれ?どうしたんですか?こんな時間に?」なんてやりとりをして、
ブルべのゴールを目指します。

出会ったところからは、下り基調。
夜通し走ったとは思えないほどの速度で下っていくランドヌール。

途中道を間違えて、来た道を戻ったわけですが、下ってきたわけですから、
登って戻るわけです。

登りかよー。と登りはじめ、さっきの走行をみて、いつも通りに登るんだろう。と
アウターに入れたまま登っていたところ、ランドヌールは遥か後方に。

登りきったところで、今まで聞いたことのない驚愕のセリフを聞くことに
速いですよ。
速いですよ。
速いですよ。

古鷹山で足をつき、箱根は小涌谷でリタイヤした貧脚王に対し、
スーパーランドヌールまでもうすぐの男が速いです。ということは、
そうとう疲弊しているんだな。と思いました。

ランドヌール曰く、流石にもう踏めないとのこと。

そりゃ、夜通し走って、ゴールがすぐそこ。とわかったら、もう体力なんてないでしょう。

リルートしてからは、ゴールがすぐそこでしたので、程なくしてゴール。

なんのサポートもできず、だたの賑やかしでした。

スーパーランドヌール誕生の瞬間
やることないんで、自撮り(ロードの)
スーパーランドヌールが撮ったの写真にフレームイン
ゴールした途端、雨が降ってきて、雨宿りを兼ねて、1時間程度雑談をしておりましたが、
止む気配はなく、雨脚は強まるばかり。

このままここに居てもしょうがないので、スーパーランドヌールと奥さんにさよならして、
一路拙宅へ。

尾根幹から拙宅までは1時間半もあれば帰れる訳ですが、雨脚が弱まる事もなく、
どっちかというと、
なんていうんですか?
あれ?
あの雨がすごく降るやつ。
そう、土砂降りです。

帰りはちょっと楽したいと思い、多摩サイでなく一般道を走っていたわけですが、
びっくりするくらいの土砂降りで、

空からは滝のような雨
道路は川のような水たまり
車道からくる水しぶき

といった3重苦で、溝の口あたりで多摩サイに逃げました。
多摩サイに入ってからは、この雨で貸切状態だったので、Av30km/hで
かっ飛ばし、休憩することなく、補給もすることなく、帰宅。

拙宅に戻ったところ、まだ誰も起きていない。というこれまた驚愕の状態。
え!行ったの??
と奥さんに呆れられたのですが、そんな事はどうでもよくて、
1時間半も雨に打たれていた所為で、体はすっかり凍えてしまい、風呂に入りたい。
が、家族が誰も起きていなかったので、風呂は湧いておらず、しばし待ち、風呂へ。

ここは極楽か!と思うくらいの心地よさでした。

雨に打たれたのは、私だけではなく、ターマックも同様でしたので、
風呂上りに車体を確認したのですが、これがまた酷い有様でした。

車体がずぶ濡れなのは当たり前ですが、泥やブレーキカスによる汚れが酷く、
疲弊した体で掃除をするのは、酷だな。と思い、明日やろう。と思ったのですが、
なんかの記事で、帰ってすぐ掃除をすること。とあったので、とりあえずできるとこまで
やろうとおもい、バラし始めました。

乾燥待ち
ホイールを外し、サドルを抜いて、フレームから水を抜くわけですが、
カーボンフレームは、逆さにして水を抜くのは宜しくないらしく、
BB下にある、ワイヤーガイドを外して、水を抜くようです。

バイクでいうドレンボルトみたいなのがあるので、それを抜くと。というか、
ボルトを緩めている間に水がボタボタを落ちてきました。

これで一晩おけば、水は抜けるそうです(受け売り)

外したリアホイールを持ち上げたところ、「ちゃぽん」という音がしました。
?と思い、ホイールを振ると、「ちゃぽん、ちゃぽん」と音が。
浸水してんのかよ!とさらにホイールをふると、水抜き穴らしきところから、
水が出てきました。

これは、タイヤを外さないとだめだ。と思い、タイヤとチューブを外しましたところ、
ホイールの外側も浸水しておりました。
リアは比較的、高ハイトだから、水抜きがうまくできなかったのか?と
フロントホイールを振ってみたところ、特に音はしなかったので、大丈夫かな?と
思ったのですが、ネットで濡れていると張り付きが起き、パンクの原因になります。
と書いてあったので、メンドクサイナーと思いながらタイヤろチューブを外したところ、
大量の水がこぼれ出てきました。

フロントホイールも浸水しました。

結果、前後のホイールが浸水している状態でしたので、こちらも乾燥させることに

自転車みたいになった
ここまでくると、不思議と疲労もなくなって来て、むしろ楽しくなってきました。

メカニックハイ
フレームの掃除ついでに、スプロケを含む細かな部品も掃除しました。

ひとしきり掃除も終わり、後はフレームとホイールの水抜き乾燥待ち。
これは、一晩くらいかかるので、翌日組み直す事にして作業終了。

奥さんが子供を連れて散歩に行くとの事でしたので、付いて行ったのですが、
メカニックハイになっており、70キロ雨の中を走ったことを忘れており、
すぐに疲れてしまい、とんだ足手まといに(^_^;)

お椀仮面参上!!
お気に入りの餃子のうまい中華料理屋で食事をして、適当に買い物をして
家路に着きました。

自室でボーとして、気が付いたら寝ておりました。

翌日、すっかり水の抜けた(多分)ターマックを組んで、試走に行きました。

ビカビカに戻ったターマック
試走中
いつもの多摩サイを走っており、疲れもあったので、30キロ弱でやめようと思い、
丸子橋で折り返し。
(午前中は息子にスパルタ自転車教室を実施していました)

多摩川交流センターで休憩しようと、停車したら、バイクラックができてました。

どんどん作ってほしい、バイクラック
30キロくらい走った感じでは、問題なさそうだったので、とりあえず一安心です。

今回は、結構色々弄ったので、その経験から調子こいて、こんなものを買いました。

トラスコ 作業用エプロン
日本のメカニックはツナギを来ている方が多いのですが、
海外のメカニックはエプロンをしてる方をよく見かけます。

こんな感じで

画像@サイクリスト
これも
まっちゃん@カートメカニック(友達)

エプロンをして奥さんに見せたら、
肉屋みたい
と言われました。

お後がよろしいようで。

できれば、もう雨天走行はしたくありません。。。

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