プリウス

事故でバンパーに凹みや傷が出来てしまったので、
修理中の代車としてプリウスを借りました。

◆プリウス

街や駐車場ではよく見かけるのですが、乗った事はタクシーくらいしかなく
運転したことは一度もない。(大体のクルマはそうなのですが)

ディーラーで受け取り、さてとインパネ周りを見渡してみると、僕がしってるクルマとは
違う視界。
◆異形ステアリング

ステアリングの向こう側にはメーターが一切なく、ダッシュボードの先にスピードメーターが。


ハンドル左奥にあるスターターボタンを押したのですが、全くの無音。
え?あってる?なんて営業に聞いてみたら、大丈夫です。と

ジョイスティックみたいなシフトを「D」の位置にして発進しましたが、
すーとまるで電車のようなスタート。

◆ジョイスティックのようなシフト

シフトパターンをよく見ると、パーキングがない。パーキングはシフト右上にあるボタンらしい。
ボタンか、もはや家電だな。

走ってしまえばクルマなので、何のことはないと思っていたのですが、なにはなくとも静かです。
国産車だからなのか、ハイブリットだからなのかわかりませんが、操作性やクルマの挙動というか
動き方がとても軽いです。軽いというか軽快というべきなのかもしれません。

燃費を良くする為にはやはりある程度の「軽さ」が必要になってくると思います。
その軽さは剛性に影響し、ドイツ車のような安心感に繋がる剛性は無くなってしまうのでは?
と思ってました。

何かの記事で読んだのですが、今の時代「軽さ」はある種の「正義」だそうです。
剛性を犠牲にし燃費を上げる事。軽さからくる軽快さで不安が払拭されるのでしょうか。

少なからず僕は、乗る前まではこの軽さは不安でしかない。と思っており、
今まで所有していたドイツ車の剛性からくる重さこそが安心感に繋がると思っていたのですが、
プリウスに乗って価値観は変わりました。

加速時のトラクションの腰砕け感はないし、ブレーキ時の軋みもない。
段差を乗り越える際の歪みも感じない。
これは、剛性が弱い訳ではなく、剛性はあるが軽いんだ。と思いました。

高速も走りましたが、運転がすごく楽ですね。
合流時の加速ももたつかないし、レーンレンジもすごく楽です。
楽すぎてつまらないと思うのですが、楽は余裕を生み、それが安全に繋がるのだと
思いました。

褒めっぱなしですが、ホントダメな所がなく強いていうとすれば内装がチープな点と
所有欲に欠けるところくらいですかね。
燃費もため息が出るくらい良いですし。

クロスオーバーと比較しても、もう買い換えるくらいしか思いつかないくらい
欠点のない車です。

買い替えてもいいなぁ。と思ってしまいました。




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